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​実績・研究

環境内水面資源研究所では、水質改善や生態系再生に関する研究成果をもとに、実際のフィールドでの社会実装に取り組んでいます。酒田湾での漁礁投⼊や藻場再生プロジェクトなど、多様な実績を通じて科学的根拠と地域連携の両面から成果を積み重ねてきました。

1000km以上の河川流域で実施した水環境調査の実績紹介

人工魚礁「有機体ブロック」開発・実証

環境内水面資源研究所では、海藻や付着生物が育ちやすい人工魚礁“有機体ブロック”を開発し、実証フィールドである酒田湾に導入しました。従来の漁礁投⼊事業で得られた知見をもとに改良を重ね、藻場形成や稚魚の生息環境再生に効果を確認。漁業資源の持続的な回復に資するとともに、地域の水産業振興と環境再生の両立を目指す取り組みとして注目されています。

共同研究成果

アイエスエンジニアリング株式会社と共同で、海洋の藻場・生態系回復のための次世代再生基材「有機体ブロック」を開発し、その成果を発表しました。このブロックは、アイエスエンジニアリングのリサイクル盛土材「NS-10」をベースとし、特殊な有用成分を添加することで海藻や生物の定着を促進し、牡蠣棚や藻場造成など沿岸域での使用に適しています。

最上川流域での水環境再生プロジェクトの実績を示す風景写真
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